俺らの恋愛事情【完】




「水野君。よろし...って、



 ど、うしてここ、に?」





「砂羽......」





「そ、ら?」







やっぱり....





松本砂羽って.....




”あの”砂羽の


ことだったんだな........。




「久しぶり」


砂羽は固まっていた。



「とりあえず座れば?」



「あ、うん」



砂羽は俺の隣に座った。



「空?ねぇ、空なの?」



「・・・あぁ」