立ち上がった時 ズキッ 鞭の痕が痛んだ。 あたしはお腹を押さえて しゃがみ込んだ。 心配したスタッフ達が駆け寄る。 「大丈夫やから」 ーちょっとお腹痛くなっただけ。 そう言って 足早に店を出た。 澪音が帰ってくるまで 正味二時間強。 あの寂しい部屋に 独りで居たくなくて あたしはまたマクドに向かった。 別にお腹なんて空いてない。 ただ、ガヤガヤした雰囲気の中に居たかったの。