狂おしい程君を愛してるー月下美人ー



澪音に会いたい一心で
足がここに向いたけど

澪音のことなんて
考えてなかったんだね…。



バカなあたし。
無知なあたし。




澪音はあたしを気にして
卓についてくれる。


「…いいで、
あたはただ
澪音の顔が見たくなっただけやから…
エースのとこについてあげて」


困った顔をする澪音。

ごめんね、あたしが困らせてるんだね。


「ほんまに大丈夫やから
もう何もしぃひん。
ちょっと飲んだら帰ってるから」





その間に理由を考えなきゃならない。
あたしの環境を言ってしまった手前、親からの援助なんて理由は
使えない。





困らせたかったわけじゃないの



ただ少しでも澪音と居たいと
思っただけなのー…




ねぇ、恋なんてしないと思ってたあたしが、
澪音に‘恋’してるよ。


恋って苦しいんだね…。



抱かれるだけの

ロボットのように
人形のように

そうしてきたあたしには
少し難しいよ…。