狂おしい程君を愛してるー月下美人ー



気づいたら
嗚咽を漏らしてた…。



何であたしこんなに泣いてるの?

あたし…
まだ人間だったんだ…






ひたすら人形のように抱かれる
機械になったつもりでいたけど


あたし
‘人間’だー




熱もあるし
血も通ってるし
言葉も話せるし
ご飯を食べることもできるし





泣くこともできる…









澪音からそっと離れて
一言


「ありがとう」



この言葉を発するだけで
精一杯だった。