二人でラブホテルに向かう。 なぜか いつものようには出来ない。 オッサン達と向かう時なんて 感情すらないのにー…。 よそよそしい感じ。 微妙な距離。 澪音は不思議な魅力のある人だった。 人を引き付ける何かがある。 だからNo.1なんだよね。 すれ違う人が振り返る。 端正な顔立ちの澪音を見る。 そしてあたしを見る。 ハーフ顔のあたしが珍しいのか、澪音と歩いてるあたしが羨ましいのか…。