狂おしい程君を愛してるー月下美人ー


こんなあたしを残していくのは
本当に不安だったんだろう…。

店来てくれ、
と初めて言われた。



あたしは断ることもできず
ただ頷くしかできなかった。




もう一回吐いて、
準備を始めた。



その間に、澪音は

「早くな」


とだけ言って、
背中を向けて歩きだしてしまった。


今のあたしに何も言えることなんとなくて、


小さく

「いってらっしゃい」

と呟いた。