狂おしい程君を愛してるー月下美人ー



仕事、仕事、仕事。

頭を切り替えて
あたしは待ち合わせ場所に向かう。


澪音のあの冷たい目を思い出したくないから、
とにかく仕事に没頭した。


目立ってきた注射痕には
絆創膏を貼っていた。


相変わらず
喋らない人形の彩。


考えたくないのに
澪音のあの目が脳裏に焼き付いて離れない。


心此処に非ず。


でも身体は敏感に反応するから
お客は喜んで帰ってくれる。