狂おしい程君を愛してるー月下美人ー



もうパケの残りが少ない…

やめれない。



買わなきゃ。

お金ならある。

買わなきゃ。



冷たいふわふわした感覚の中で
あたしは澪音の態度の意味とかは考えられず、
シャブのことばかり考えていた。


紗奈から買人の番号は聞いてる。

学校にいるのもだるくなって
あたしは学校を後にした。



そして買人に電話する。

例の人がやってきて、
お金を渡す。

この間と同じ

と言って去っていく。


あたしはその公衆電話に向かった。


ベリッ

あった。

ご丁寧に、毎回ポンプ一本がサービスでついて来る。
本当は一回使い捨てだけど
あたし達は何回も使う。


そして毎日持ち歩く。
補導なんかされた日には、
一発だ。


でもそんな怖さなんて
何とも思わなかった。