田中さんからの着信があった。
すぐさま折り返した。
「あ、田中さん?ごめん、気づかなくって」
「電話してくれてありがとう。
今日はご飯にでも付き合ってくれへんかな?」
食欲なんて全くない。
でもあたしは誰かにいつも必要とされてなきゃいけないからー
「彩、さっきご飯食べたばかりやから、あんまり食べられへんけど…、それでもいいかな?」
「ええよ、大丈夫。一緒におってくれるだけで」
待ち合わせ場所に向かう。
もう足元がふらつくことはなかった。
ただふわふわ気持ちいいだけ。
田中さんはもうついていた。
「ごめん、お待たせ」
「待ってへんから、大丈夫」
田中さんはいつも大丈夫、という。
口癖なのだろうか?
ファミレスに入って
注文する。
シャブやってると、異常に喉が渇くらしい。
あたしは飲み物と、サラダを注文した。

