狂おしい程君を愛してるー月下美人ー



「…ッ、何か入れたんか?」


あたしはキレていた。
あたしは薬はやらないって決めてたから。

ツレに何回も誘われたけど
薬にだけは手を出さなかった。



「そんな怒らんといてー
桜ちゃん、こういうの慣れてるかと思っててんもん…」


「何入れた…?シャブ?」



「……うん」



ふざけんなッ。
薬はやらんて決めてたのに。

迂闊だった。

たかが普通の高校生
と思い込んでた。