ルームの電話が鳴る。 「お時間10分前です」 もう2時間経ったんだ。 あっという間だったな。 いつも全然進まない時計と 睨めっこしてるから 2時間はすごく長いものだと思っていた。 「ほな、次どうするー?」 「俺らは今日は帰るわ!」 「ほなまた明日なー」 あたしも何か言わなくちゃ。 「今日は誘ってくれて、ほんまにありがとう。気をつけて帰ってな」 「九条さん、明日も学校来るよね?」 「うん、気が向いたら行く」 苦笑いを浮かべて言ったあたしに 「待ってんでー」 と言って帰って行った。