狂おしい程君を愛してるー月下美人ー




この作業で
授業二時間分使った。


ぼーっとしながら外を眺めていたら

「九条さん」

突然声をかけられた。


高校に入ってから
初めてのことだった。


振り向くと、知らない人達が立っていた。


…あ、あたしクラスの人間のことなんて、全然知らないや。



「何?」


警戒心全開で、そう問い掛ける。

「そんな敵意剥き出しにせんといてー!仲良くなろ思って話し掛けただけやから」



仲良くなろう?
あたしと?


異様な光景に感じた。