狂おしい程君を愛してるー月下美人ー




「もうせんといて…
俺の前からおまえがいなくなるなんて…
考えられへん」


あたしだって…
止めたいよ。

何でリスカしたのか
理由なんてなくて…
ただ
無性に独りが怖くなった…
のかな。



「ごめんやで…ほんまに…
迷惑しかかけられへんな」



「違う!迷惑とかやなくて、
ただ…傍におってや…」


優しくあたしを抱き寄せる。
愛しい澪音。


あたしは澪音さえいれば
大丈夫だと思ってた。
愛しい澪音の傍にいれば
病気とか、わだかまりとか、
そんな黒いモヤモヤから
抜け出せると思ってた。



でも、あたしはやっぱり
誰のモノにもなれないのかな。


愛しい澪音。


こんなに強くあたしを想ってくれているのに
あたしは1㍉も答えられてない気がするよ…。