僕はムッとし、
『アホか!チビでもでっかい奴は倒せるんじゃ!今日で分かったやろ。』
と、反論出来ないように言うとRは、
『K君の看病で見てなかった。ごめんね~!』
と、からかってきた。
いつもの事だからと思っていたらYが、
『えーっっ!しっかり見てて、《さすがやなぁ~!やっぱりウチが惚れるのも無理ないゎ~。》って言ってたやん!』
と、言うと、Rが、
『あっ!言わんって約束したやん!裏切り者っ!』
と、照れながら怒った。

僕はしぶしぶ間に入り、
『まぁまぁ、落ち着け!好かれて嫌な思いはせんからさ~!』
と、言い、2人の肩に手を置くとRが、
『気取りながら触らないで!』
と、僕のお腹をグーで殴ってきた。

女の子といってもさすがは経験者。
かなり効いて僕はしゃがみ込んでしまった。

情けないと思いながら家に帰った。