その内容とは、みんなで松の木がたくさん生えてる林に行き、松ぼっくり合戦をするというものだ。
ただ、松ぼっくりと言っても緑色の引き締まった硬い物から開ききった柔らかい物まで幅広くある。
時々、咄嗟に掴んだ石を投げる奴までいた。そのせいで、頭を切る奴や、目に当たり腫れ上がる奴までいた。
当たれば大怪我はまぬがれない。そう思い、みんな必死で避けようとするから自然に反射神経が良くなって行った。
こんな感じで基礎体力を付けていった。