なんと対戦相手が四天王と呼ばれているあの、リーダーシップをとっていた恐い兄ちゃんだった。
館長の試合開始の合図が出され、恐い兄ちゃんが構えながら僕に迫って来た!『死ぬ~』そう思い、心の中で叫びながらお兄ちゃんの足を蹴った。何回も何回も。
しかし、効く訳もなく、お兄ちゃんの手加減した軽いパンチで僕はうずくまった。
確かに痛かったのだが、正直、早く負けたかったのだ。
こうして僕は8人に勝ったので5段階中の2段階。つまり、2軍となった。
1軍はもちろん、四天王の中の上位3人が陣取っていた。
やむおえず2軍にきた四天王の一人は僕と少年k君を教えるはめになった。
ここから本格的な修行が始まる。