その次に『ラピスラズリ』

ここが一番の曲者かな。
情報収集に長けてるんだって。
国中の書物があったりして
一番行きたい所だけど…

下手すると危ないから
最後に廻ることにしよう。









街は四つ…





残りの街は
死者の街『マラカイト』

丁度、砂嵐の壁が現れたのと同じ時期。
突如、王を名乗る男が現れ
城を占拠したんだって。
それと同時に
緑豊かだった街は邪気に溢れ、
人が住める環境じゃ無くなった…

人々は他の街へ移り住み
噂では、死者が歩き回ってるとか…



普通の人逹は怖がって
近寄らない。
街の騎士団逹は
結界によって行く手を阻まれる。
今は謎に包まれた街…

私も入れるかどうかは
わからない。
機会が合ったら行くぐらいで…



予定を決めたオレは
残りのサンドイッチと
紅茶を飲み干し
外へと向かう…










この先…

自分の人生を大きく左右する
出逢いがあるなんて



国の大事件に関わるなんて









これっぽっちも思いもせずに…