「まあ2人ともお幸せに!!」




「美希、変なこと言わないでよ~」



「あっ、そうだ。今話したこと学校には内緒なんだ。だから……」



「んなの分かってるよ!な、美希!?」



「当たる前じゃん!!2人見てたらこれから楽しみだしね!」




「ありがと~。美希~」



女は誰とでも抱きつけるのかよ……




咲と美希は抱きついていた。



「あっ、さっきから思ってたんだけど咲、奏多のこと奏多君って言ってるでしょ!?」




「ああ、それ俺も思った!!俺も咲ちゃんのこと咲って呼ぶからさ!俺のことも奏多って呼んで!!」



「うん、分かった」



「あっ時間だぜ!教室戻ろうぜ」



「え~!もう少しいようよ~」




「ウチらは授業サボっても大丈夫でしょ!?」



「何で?」



「それは、ヒ・ミ・ツ!」




結局俺らは5時間目を休むことにした。




「ねぇねぇ今日の帰り遊びに行かない!?」



「いいね!それじゃ瞬の家でもいくか!?」