「私と彩香は親友で、『いつかお互いの子供をいつか結婚させよう』ってね。それで今日がその日。咲ちゃんは学校ではかなりのモテ女みたいよ!

 頭もよくて勉強もできる、あなたの女バージョンみたいな子よ。私も小さい頃の咲ちゃんにしか会ったことないから今はどんな風になってるかは、分からないわ」





「へぇ~、結構すごい人なんだその人。会ってみてーな」





「会うじゃない。あと彼女の前ではちゃんと咲さんって言うのよ!!わかった!?」






「へいへい」





こんな話しをしているうちに会場のホテルに着いた。







「デッケーホテル。高級ホテルだしどんなお嬢様だぁ~???」








俺は少し期待しながら、パーティー会場へ向かった。