『ゴメンゴメーン!』 プルルルルル……――― それからなっちゃんがトイレから戻ってきたタイミングで、部屋のインターホンが鳴って。 時間が10分前になっていたこともあったから、あたし達はカラオケを出ることにして帰る身支度を整えていた。 ♪〜♪〜♪ すると、なっちゃんのケータイが音を鳴らして。 『はいはーい、あ、純ちゃん?』 なっちゃんが電話に出たらすぐに…電話をかけてきた相手が彼氏の純さんだということが分かった。