『彼氏となんかあった?』


『えっ?』


『えっじゃないよぉ、珍しいじゃんミッチーがいきなり呼び出してくれるなんて。しかもカラオケ誘ってくれたのに全然歌ってないし。私ばっかだよ、歌ってるの』







思わずハッとなって。

ごめんね…と、つぶやいた。





『いーよいーよ!嬉しかったし。何かあったら何でも言ってよね、頼りになんないかもしれないけど』






そう言ってあたしに微笑んでくれたのは…なっちゃんだった。






ほんとは、マナに電話をしたけど。



留守電になってて。




でも、一人でいたくなくて…


なっちゃんに、電話をかけてしまってた。