『とりあえずさ、早くミチと仲直りしろよ』 『あぁ、分かった。つーか…なんかごめんな、急に。なんつーか…ありがと』 『はぁ?いまさら何言ってんだよ、困った時の友達だろ?』 『あぁ…そうだよな』 ハハッと笑って。 じゃあなと言って切れた電話。 困った時の友達か……。 だよな。 そうだよな。 でもさ、なんか改めて。 そんな存在がいることに、すげーホッとしてたんだ。