だけど、不安な気持ちのまま過ごす翔との時間は、なんだかとても長く感じた。 ウソをつかれてからの一時間。 胸がギューって痛くなったり。 泣きそうにもなったりして。 だからベッドに寝転んでいた翔が眠ってしまったことに気付いた時。 あたしは翔の寝顔を見ながら、ちょっとホッとしてた。 何も気付いてないフリをしながら、翔に平然と接しているのは… 結構しんどかったから。