だけどそんな心の声は。 何故か言葉に出来なくて…… 『そっか……』 と、一言つぶやくように…あたしは翔に言葉を返した。 一緒にいるのに…… なんでこんな気持ちになるんだろう。 こんなにそばにいるのに どうしてこんなに寂しくなるの? 近くにいるのに。 翔とあたしの間に、見えない高い高い壁があるみたいで。 “好きだよ、ミチのことが” そう言われても… あたしには翔の気持ちが… 全然伝わってこなかった。