「おいお前ら!イチャイチャすんな!あ!お前らもだぞ!」
後ろから聞こえてきたタクの声。
思わず笑う、あたし達四人。
「遠慮ってもんを勉強しろ!俺一人だぞ!?さっきから四人でイチャイチャしやがって。空気読めよ?」
必死にそんなことを言ってるタクに、翔とナオが言った。
「お前も早く彼女作って連れてこいよ」
「いつになるかなー、なぁタク?」
「はあ?……つーか、ミチとマナぐらいのレベルの女ならすぐ連れてこれるぞ?」
ん?
「はい?タク、どういう意味?」
マナが睨みをきかせて笑う。
「俺は超面食いだからな!女を見るレベルが違うんだよ、翔とナオとは」
タクがそう言って笑った。
その瞬間。



