「おめでとう、ミチ」 クラッカーを持ちながら笑う翔。 「19歳だね」 優しく笑うマナ。 「ちょっとは大人になれよー?」 意地悪に笑うナオ。 「ハッピーバースデートゥーユー」 大声で歌いだすタク。 「…っ…」 涙がどんどん溢れてきた。 嬉しくて…幸せすぎて…涙が止まらなかった。