恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜




「あたしもね、不安だったの。あの日…翔とあの子が大学から二人で出て来た時からずっと。あの子は誰なんだろうとか、いっぱい考えた」


きっかけは、あの時からだった。


ミチは俺よりも前からずっと、いろんな不安と戦ってたんだよな。



「あたし彼女なのに…だんだん自信なくなっていって。ヤキモチばっかりだし…翔…っ…疲れちゃうんじゃないかとか…っ…」



泣きながら、言葉を並べていくミチを、こんな時に思うのは間違ってるのかもしれないけど…



すげー愛おしくて。

すげー好きなんだって改めて思った。




「会ってない時間が怖かった…っ…一緒…いられないと…心配でね…っ…」


ごめんな、ミチ。



「あたしの翔なのに…って…っ…ぅ…」



泣きじゃくるミチの肩を、そっと抱き寄せた。



泣き過ぎて、ヒクヒク乱れる呼吸も。

真っ赤な目も。

全部、俺のせい。


ごめんな、ミチ。

本当にごめん。