「ここで待ってるってミチに言われて…行かないって言ったけど…本当はずっと気になってたまらなかった」
「うんっ…」
「そしたらさ、あいつ。ナオが来たんだよいきなり」
マナに聞いたのか、突然あいつは家に来てくれた。
「で、いつもと同じテンションでさ。二人で寝転がって。天井見ながらなんだかんだ話してたらさ…何で俺、一人で悩んでたんだろって思ったんだ」
ナオに話した途端、スーッと胸につかえてたものが溶けていった。
「何で俺、もっと早くに相談しなかったんだろうって思った。ナオでもタクでもマナでもさ、誰かにちゃんと話してたら…って」
気を使うような仲じゃないはずなのに…
顔を合わす時間が減っただけで、自分勝手に距離を感じてしまっていたのかもしれない。



