『ねぇ、なっちゃん。ちょっとあたし、彼氏の大学まで行くからさ、先行くけどいいかな?』 と、なっちゃんと純さんにそう聞いた。 『あっ!だったらミッチー、純ちゃん車だし彼氏の大学まで一緒に送ってくよ。ね、純ちゃん!』 『うん、送ってくよ』 すると二人はそう言ってくれて。 カフェを出たあたし達は純さんの車に乗り込むと、翔の通う大学へと向かった。