「本当…あたしバカだね」 「うん…バカバカ!ウルトラ級のバカだよ」 「ウルトラ級って…ハハッ」 泣きながら笑ったミチ。 その顔を見て、私も泣きながら笑った。 「戻りたいよ…高校生に」 「うん…」 「でも…もう二度とあの頃には戻れないんだよね…」 寂しそうにつぶやくミチの声に、キュッと胸が締め付けられていく。 戻りたい。 だけど、もう二度と戻れない。 過ぎた時間は、いつしかこんなふうに振り返る思い出に変わってしまってた。