恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜




「ずっとさ…羨ましかったんだ」


「…っ……えっ?」



溢れてくる涙を指先で拭いながら、私はずっと思っていたことをミチに言った。




「ずっとね、ミチと翔が羨ましかった」


「…うんっ…」


「妬けちゃうくらい仲良くてさ。お互いを思い合ってて…手を伸ばしたらすぐに繋がって。時々私たちの存在忘れたみたいに二人の世界みたいな?一緒にいても入っちゃったりして」



いつもミチが羨ましかった。


大好きな人がそばにいて。

大好きな人が、自分のことも大好きでいてくれて。


笑ったら、笑ってくれて。


目の前で繋がる手と手が…

たまらなくまぶしかった。