恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜




『俺、ミチのことがよく分からなくなったんだ』


『んー、何で?』


『知らない男に車で送ってもらってたり…』



知らない男?

なんだそれ初耳なんだけど。



『かと思ったらさ、そいつに抱きしめられてたり』



は⁉抱きしめられてた?

なんだそれ⁉そんなことがあったのか⁉



かなり動揺した。

だってミチだぞ?


ミチがそんなこと…



『でさ、その男がまたすっげーかっこいいわけ。高級車乗っててスーツ着ててさ…大人の男って感じで』


『へぇーっ…』




聞きながら、想像した。

想像して、翔の気持ちになった。



きっと翔は、そいつと自分を比べてしまってる。


それで自信をなくしてしまってるような気がした。