『俺さぁ…』 翔はそう言うと、少し黙って。 『何だよ』 俺がそう返すと、言葉の続きを話し始めた。 『ずっとミチのこと好きだったんだよ』 『おー。知ってる』 『好きで好きでさ。ずっと好きでいるって、思ってたんだ』 天井を見つめたまま、話を聞く俺は… 珍しく弱々しい翔の声に気付いていたけど。 だからといって特別な言葉は返さなかった。 翔の気持ちが伝わってくるっていうか…いろんな想いと葛藤してる翔がそこにいて。 受け止めてやりたい。 ただ、そう思っている自分がいた。