恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜




『つーか、何でこんな朝からお前ら一緒にいたわけ?』



翔が口を開いて最初に言った言葉はこれ。



『えっ?あー、マナのこと?』


『おー』




そういや、まだ話せてなかったんだな…と、思い出す。




『付き合ってんだよ、今』


『お前らが?』


『おー』


「ウソだろ」


「いや、それがリアルにマジなんだよ」


『……そっか。なんかビックリだけど、ま、良かったじゃん』


『ハハッ、なんだそれ、リアクション薄っ!』




お互い上を向いたまま。

続く会話。




『でも……綾乃ちゃんのことさ、あんなに好きだったのに別れたのは何で?』


『んー?何でだろうな。いろいろ環境が変わっていって…心がついていかなくなった、みたいな感じ?』


『へぇーっ……じゃあ…マナのことは?何でそうなった?』


『何で……よく分かんねえけど…空いてた心に、スッポリあいつが入ったっていうか。変わらず想ってくれてたことが、嬉しかったっていうか』


『あ、のろけんなよ?』


『バーカ、のろけてないっつーの』




俺がそう言って笑ったら、翔も笑って。


二人で呆れたように笑い合った。