自信がなくなってしまった。 ずっと一緒だと思っていたし… 俺にはミチしかいないと思ってたけど。 どんな職業に着くのかも漠然としている俺は。 就職だってまだまだ先。 あと三年半も…貧乏学生でいなくちゃいけないんだ。 そんな俺に…ミチのことを、幸せにしてやれるのか…? ―――って…そんな自信、 俺にはねえよ。 未来が不安だった。 ぼんやりとしか見えない未来が… なんだかすごく、不安だったんだ。