『いっ…たぁ……』 こめかみあたりがガンガンする。 あれ? あっそうか。 酔っ払ったまま…あたし寝ちゃってたんだ? 化粧も落とさないまま眠ってしまっていたからか、左目の上マツゲと下マツゲがくっついていて。 右目だけ開けた状態のまま、ベッドの上からかばんに手を伸ばして手探りでケータイを探した。 あ……――。 そして、ケータイを開いたあたしは、なんだかボーッと液晶画面を見つめて。 ただの待受画面の画像に、小さなため息が漏れた。