でも、俺はミチを信じてたんだ。 俺だって、友達の優花と歩いていたことはあったし。 ミチだって…… そいつは、友達だろ? 雨がすげー降ってるからとかで…送ってもらっただけだろ? ―――って。 そう思ってた。 信じてたから。 そう思いながら、ミチを見つめてたんだ。