恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜





あいつ……今どこで何してんだろ。



さっきの友達と一緒なのかな?





っつーかあの子の連絡先も分かんねーし……





そんなことを黙々と考えていると、時間だけがただ過ぎていって。




一時間……また一時間、と。


時計の針が何度も進んでいくのを見つめながら、何も出来ない自分にだんだん腹が立ってきた。






っつーか…こんなにミチのことを待つのは、初めてかもしれない。



ほんの数ヶ月前までは…


俺達はいつも近くにいて。




こんなにすれ違うようなことも、なかったもんな。