『何?……お願いって』 急いでんだよ…マジで。 『私ね……翔ちゃんのこと好きなの!』 はっ……はい? つーか…どんな展開だよ? しかもやたらと視線が突き刺さってくるし。 優花の声はすげー大きかったからか、食堂内がシーンとしていて。 何故かそこにいるみんなが、次に出てくるであろう俺の言葉を待っているかのように静まり返っていた。 『ちょっ…とりあえず出よう』 俺はその場の空気に耐えられなくて。 優花の腕を掴むと、そのまま食堂の外へと連れ出した。