それからは…毎日が楽しかった。 二人で花火大会行ったり。 遊園地に行ったり。 ボードに行ったり。 ほんとたくさん色んなとこに行ったりして。 思い出もどんどん増えてって… だからもう絶対に、 離れることなんてないと思ってた。 俺には綾乃しか見えてなかったし。 綾乃も同じように俺だけを見てくれてた。 そしてそれはずっと。 ずっと…変わらないと思ってた。 ほんと、ついこの間までは… そう思ってたのに。