【ごめん、今日実習長引いちゃってて…やっぱり時間遅くなりそうなんだ。また来週でもいいかな?】




受信されたそんなメールを見つめながら、あたしはすぐにメールを作っていく。




【大丈夫だよ★マナの時間がある時でいいし★実習頑張ってね】





そして―――

そのメールをすぐに送信した。





でも、パタンと携帯を閉じたあたしの口からは、何故かハァっと小さなため息がもれて。



大丈夫だよ、なんてメールを返してたわりには、ぶっちゃけ結構へこんでいた。