「ごめ~ん先生。最近ね、先生の機嫌がいいねって、話してたの」 「えっ!?」 由里の言葉に戸惑ってる、戸惑ってる…。 「あ~、オレもそう思った~」 「私も~」 クラス中の皆が、先生を冷やかし始めた。 チラッと見ると、困った様子で照れている。 「センセー、彼女出来たんだろー?」 男子のツッコミに、先生の顔はみるみる赤くなっていったのだった…。