「当たり前だろ?汚かったら、呼んでない」 「うそ~。じゃあ、さっきも、引き止めなかった?」 「引き止めない、引き止めない。今ごろ美月は、まだ街をさまよってただろうな~」 「ムカつく~」 と言いながらも、私は笑いが止まらなかった。 気を遣って、明るく振る舞ってるんでしょ? 先生…。 「ところでさ美月。お前、もっと自分を大事にしろよ?」