「何で、先生がこんな所に…」 「いいから。こっちへ来い!お前は、まだ未成年だろ?」 驚く私にはお構い無しに、先生は険しい顔で私を見た。 「美月。先生なの?」 「うん。ごめん」 そう言うと、アキくんは手を離し、 「じゃあ、今日は帰るよ」 と、ぶっきらぼうに言うと、その場を立ち去った。