そして、ほぼ一日かけてたどり着いた場所は、山あいにある小さな建物だった。


ごめんね。先生。


私、どうしても、この子を産みたいから。


お母さんに見つからない場所に、居たいの…。


私は意を決して、中へ入って行った。