「うん!鈴、センスいいね!」
「そう?よかった!」
純はすぐにケータイにつけてくれた。
うれしそうにストラップを眺める純。
よかった。
時計も、ストラップも気に入ってくれて。
「じゃ、おれも、クリスマスプレゼント」
そう言って、純はちっちゃな箱を取り出した。
「え!なになに?」
純はあたしに包みを開けさせてはくれず、自分でリボンをほどいてしまった。
あたしはぼーぜんと見つめていると、純はその箱をあたしにあけて見せた。
「え・・・これ・・・」
あたしの目の前にあったのは・・・指輪だ。
しかも、今日一緒に行ったアクセサリーショップで、あたしが一番気にしてたリングだった。
「え、え、なんでぇ?」
だって、今日見たばかりなのに、サイズだって、今日はかったのに・・・。
あたしの頭の中で、ひとつのパズルが完成した。
「もしかして・・・」
純は照れくさそうに、そして少し申し訳なさそうに笑った。
「うん、ごめんね、さっき、具合悪いって嘘ついたんだ」
