「適当に座って」
そう言われ、あたしは、小さなテーブルの前の座イスの上に腰をおろした。
少し話をして、タイミングを見計らう。
そろそろいいかな。
鞄の中から、そっとプレゼントを取り出し、純の名を呼ぶ。
「ん?」
両手で、プレゼントを差し出す。
「はい!クリスマスプレゼント!」
きれいにラッピングされた緑と赤のかわいい包みを、純は受け取る。
「わぁ、ありがと!!あけていい?」
「うん、あけてあけて!」
うれしそうに包みをあける純。
中から出てきた腕時計をとり、純はあたしを抱きしめてくれた。
「ありがと、めっちゃうれしい・・・」
「じゅーん?もう一個あるんだけど?」
「え?」
そう言って純はもう一度袋を確認する。
中から純はペアストラップの肩割れを取り出す。
「これは?」
あたしは自分のケ―タイのストラップをしゃらんと見せる。
「ペア?!マジ?!」
「うん、かわいいのじゃなくて、かっこいいのがいいっしょ?」
笑いながら言う。
