レジに向かう途中、レジがすごく混んでるのをみたとたん、純の様子が変になった。
「あれ…なんか、気持ち悪いな」
「え?!大丈夫…?」
みけんにしわを寄せる純を見て心配するあたし。
「ごめん、鈴。ちょっとトイレ行ってくるわ…レジ、長そうだし」
そういって純は前に並ぶ長蛇の列、さらにそのカゴ達には全て大量に入ってるのを指差す。
「いーよいーよ!いっておいで?」
「ごめんね、トイレ行ったらそのまま車で待ってるわ…」
「わかった、ごめんね、体調悪いのに気づけなくて」
あたしは今にも泣きそうだったと思う。
はしゃぎすぎて、純が辛いのに気づいてあげれなかった。
純はフッと笑って頭をなでてくれた。
優しい笑顔で「大丈夫だよ」と言って、財布から5000円取り出しあたしに渡して列から出て行った。
