純とバイバイして、布団に横になる。
寝っ転がったまま横を向いて目に入るプレゼントの包み。
少し前に買ってきたんだ。
純へのクリスマスプレゼント。
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1週間前…。
「うーーーーーん」
ショーケースに並んでる腕時計。
その前にしゃがんで商品を睨みつけるように見つめる女。…ワタシ。
プレゼントは、腕時計にするって決めてた。
純がつけてるのは、もうずいぶん古くて、ちょっと時間も狂ってるみたいだから。
…だけども、
…だけどもーーーー!!
こんなにたくさん種類があるなんて聞いてない!!
こんなにたくさん純に似合いそうなのがあるなんて聞いてない!!
そしてなにより…こんなに高いなんて聞いてなーーい!!!
頭の中で素晴らしき文句を並べてがくっとあたしは首を落とした。
せっかく初めてのクリスマスプレゼント、特別なものあげたくて、いつもあたしが買い物するとこじゃなく、ちょっと有名所まで来たあたしがバカだったか…
「はーーーあーー」
高いけど…高いけど、これをあげたい。
この腕時計、純にあげたい…。
