ケータイの機械音が鳴り、2人で今撮った写メを眺める。 2人とも、照れてるのか、ぎこちない表情で、2人の間は少し距離があった。 「あとで送っておいて」 あたしはうなずき、ケータイの中の二人をずっと眺めてた。 きごちなくても、距離があっても、初めてのツーショットですごくすごく嬉しかった。 「さ、そろそろ帰るよ!」 絶叫マシンにも、のったし、水族館もいって、満足したあたしたちは日が落ちるのが早くなったことに少し寂しさを感じながら家路を歩いた。